1. 外壁塗装でよく見る「足場代」って…そんなに高いの?
外壁塗装の見積もりを見て、まず驚くのが「足場代」の金額ではないでしょうか?
「ただ組むだけでこんなにするの?」と感じる方も多いはずです。
でも実はこの足場代、塗装工事全体の15~25%ほどを占めることもある、意外と大きな出費なんです。
💰 足場代の相場(30坪の一般的な住宅の場合)
おおよそ15万~25万円前後
坪単価の目安:600〜1,000円/㎡
なぜそんなに費用がかかるの?
足場は「ただの骨組み」ではありません。
・作業員の安全確保
・高い場所での安定した塗装作業
・作業効率を高め、工期を短縮するため
・飛散防止シートを取り付け、周囲への塗料やゴミの飛び散りを防ぐため
こうした目的のもと、足場はすべて人の手で「組み立て」「使用」「解体」まで行われます。
そのため、手間や人件費がしっかりとかかってくるのです。
「見えないところにお金がかかってる…」と感じるかもしれませんが、
足場は職人の命を守り、作業の品質を支えるために欠かせない重要な設備なのです。
2. 足場代だけじゃない!意外と見落としがちな「追加費用」に注意
外壁塗装の見積もりって、最初は予算内だと思っていたのに、
話を進めていくうちに「あれ、思ったより高くなってない…?」と感じたことはありませんか?
その理由の一つが、“追加費用”です。
💡 よくある追加費用の例(目安もチェック!)
項目 | 目安費用 | 説明 |
---|---|---|
付帯部の塗装 | 数万円〜 | 雨どい・破風板・軒天など、外壁以外の部分の塗装。意外と見落としがち。 |
雨戸・シャッター塗装 | 1〜3万円 | 外壁と一緒に塗ることで見た目に統一感が出ます。 |
雨漏り補修・下地修理 | 状況により数万円〜 | 壁の中まで劣化していた場合、塗装前に補修が必要になることも。 |
シーリング補修・打ち替え | 10〜30万円程度 | サイディング壁のつなぎ目や窓周りの防水材。劣化がある場合は必須の補修です。 |
廃材処理費用 | 数万円程度 | 古い塗膜や補修材の廃棄処理費用。環境規制により適正処理が必要です。 |
特に築10年以上の家は注意!
外壁がきれいに見えても、実は中の木部が腐っていたり、シーリングがひび割れていたり…。
築10年を超えるお宅では、何かしら補修が必要になるケースが非常に多いです。
そのため、「塗装費だけで済むと思ってたのに、補修費もかかるの!?」という事態も少なくありません。
✅ 事前に確認すべきポイント
・見積もりに「追加工事の可能性」や「補修範囲」が書かれているか
・付帯部の塗装はどこまで含まれているか
・現場調査の時に「築年数に見合ったチェック」をしてくれているか
3. 足場代を節約したいなら「まとめて工事」が一番おトク!
「外壁塗装にこんなに足場代がかかるの?」
そう感じた方にこそ知っておいてほしいのが、“同時施工”によるコスト削減の方法です。
実は、足場代って「一度組んで→使って→解体する」だけで数十万円するのが普通。
でも、工事をまとめてやることで、その足場を使いまわせる=費用が1回分で済むんです!
▶ こんな組み合わせが人気です:
・外壁塗装+屋根塗装
→ 一緒に塗ることで、家全体の保護+統一感もアップ!
・外壁塗装+ソーラーパネルの設置
→ 太陽光業者に足場代を出してもらえるケースも!?
⚠ 注意:必ずしもすべての業者が無料とは限らない
外壁塗装と太陽光パネルの設置を同時に行うことで、足場代を節約できる場合があります。
これは、太陽光業者が設置作業に必要な足場を無償で提供してくれるケースがあるためです。
ただし、すべての業者が対応しているわけではないため、事前に確認が必要です。
・外壁塗装+雨樋・破風板などの補修
→ 足場がないとできない場所こそ、ついでに直してしまうのが◎
💡 ポイント
別々にやると「足場代×回数分」に!
たとえば…
工事内容 | タイミング | 足場代 |
---|---|---|
外壁塗装のみ | 今 | 約20万円 |
屋根塗装を後から | 2年後 | 約20万円(再度必要) |
合計 | 約40万円に! |
👉 これを一度にまとめて施工すれば、足場代は1回分だけで済みます!
✅ こんな方におすすめ
・築10年以上で、外壁も屋根もそろそろ…というお家
・雨どいや破風板など、外装に気になるところがある
・太陽光や外構のリフォームも検討中
🔗 あわせて読みたい!
[外壁と屋根、同時に塗装するとどれくらいおトク?](※内部リンク予定)
4. 足場代込みの見積もり、ここをしっかりチェック!
見積書を受け取ったとき、「この金額に足場代って入ってるの?」と不安になった経験はありませんか?
実は、足場代は「別途」として後から加算されるケースも多く、見積もりのチェックを怠ると、あとで「想定より高い!」とびっくりすることに…。
✅ 見積もりを見るときのチェックポイント
チェック項目 | 確認のポイント |
---|---|
足場代の有無 | 「足場代」が明記されているか? |
表記が「一式」になっていないか? | 面積や単価が細かく書かれているか? |
「足場代 別途」と書かれていないか? | 合計金額に含まれているか、後から請求されないかを確認 |
仮設計画・安全管理費が別に取られていないか? | 重複請求されていないか要注意 |
・「一式」とだけ書かれていて、実際の内訳が不明だった・工事後に「足場代は別です」と追加請求された・仮設費・管理費が別名で加算されていた
✨ 見積もりがわかりやすい会社=信頼できる会社!
丁寧な業者であれば、見積書の「足場代」も明確に書かれています。
金額に納得できるまでしっかり説明してくれるかどうかも、業者選びの重要なポイントです。
5. 足場代を少しでも抑える方法|「無料」に要注意!
外壁塗装の見積もりで、意外と大きな割合を占めるのが「足場代」。
少しでも抑えたい!と思うのは、誰でも当然のことです。
そこで気になるのが、「足場代無料」とうたう業者。
でもちょっと待ってください。本当に“お得”なのでしょうか?
✅ 「足場代無料」は本当に“無料”?
最近よく見かける「足場代0円キャンペーン」。
一見おトクに感じますが、実は別の費用に上乗せされているケースも少なくありません。
たとえば…
・塗装単価が他社より高く設定されている
・工事内容がざっくりしていて、細かい部分で削減されている
・安価な塗料や不十分な下地処理で、後々トラブルに…
つまり、「足場代無料」という言葉に飛びついてしまうと、施工全体の質が下がったり、結果的に割高になったりすることもあるのです。
💡 足場代を“正当に”抑えるコツ
足場代そのものをムリに下げるよりも、次のような工夫で全体の費用を効率よく抑えるのが賢いやり方です。
・外壁+屋根など、工事をまとめる
→ 足場を使い回せるので、1回分の費用で済む
・複数の業者に相見積もりをとる
→ 内容と価格を比較して、納得のいく選択ができる
・塗り替えのタイミングを見極める
→ ひどく傷む前に塗装すれば、大掛かりな補修費も抑えられる
🚨 「安さ」だけじゃなく、「中身」で判断を!
費用が安いかどうかはもちろん大切ですが、それ以上に大事なのはどんな工事をしてくれるのか。
見積書の内容が丁寧か、塗料のグレードや工程がしっかり明記されているかなど、全体をよく見て判断することが、後悔しない外壁塗装につながります。
💬「足場代0円」につられて契約したけど、結局追加費用で割高に…
そんな後悔をしないためにも、“見えない費用のカラクリ”に目を向けましょう!
6. まとめ|足場代を知れば、ムダな出費を防げる!
外壁塗装を考えるとき、「足場代」は見えにくく、つい見過ごしてしまいがちな費用です。
しかし、塗装費用の中でも大きな割合を占めるため、足場代をどう扱うかが、全体コストを左右する大きなポイントになります。
だからこそ、事前に正しく知っておくことで、
・「えっ、こんなにかかるの!?」と焦らずに済む
・「同時施工」などの工夫で、費用を無駄なく抑えられる
・「無料」にひそむリスクにも冷静に対応できる
こうした判断ができるようになります。
🔍 足場代で後悔しないための2つのカギ
🔑まとめて工事する(外壁+屋根など)ことで足場代1回分に抑える
🔑見積もり内容をしっかり確認して「含まれているか・適正か」をチェックする
外壁塗装は、お金も時間もかかる大切な住まいのメンテナンスです。
だからこそ「知らなかった」で損をするのではなく、ムダなく、納得のいく選択をしてほしい。
業者に相談する際は、「足場代ってどのくらいですか?」「見積もりに含まれていますか?」と、ぜひ遠慮なく聞いてみてくださいね。
しっかり答えてくれる業者こそ、信頼できるパートナーです!
外壁塗装、屋根塗装、防水工事はペイントホームズ三鷹店にお任せください。
「塗替えをした方がいいのかな?」「塗装費用はどれくらい?」などのご相談も承っております。
無料の劣化診断・お見積りもお気軽にご利用ください。
フリーダイヤル:0120-928-463まで。お問合せお待ちしております。
三鷹市の外壁塗装・屋根塗装はこちら
これまで数多くの現場で外壁の劣化や不具合を診断してきました。塗膜の剥がれやひび割れ、シーリングの劣化、苔やカビの発生など、普段は見逃しがちな小さな傷みも丁寧に確認し、正確な診断に基づいて最適な修繕・塗装プランをご提案しています。お客様の大切な住まいを長く安心して過ごしていただくため、塗装の専門としての知識と経験を活かし、わかりやすいご説明と誠実なご提案を心がけています。