柔軟性の高いウレタン塗料の特徴とは?

 

本日はウレタン塗料についてお話します。

 

【ウレタン塗料とは】

塗料の主成分が合成樹脂のウレタンでできたものを指します。柔軟性の高い塗料で、外壁塗装だけでなく、車やバイク、家具、フローリングなどにも使用できます。また、ベランダやバルコニーなどの防水工事にも使われています。

 

【油性と水性の違い】

ウレタン塗料は、油性塗料と水性塗料の2つに分かれています。油性塗料は、シンナーなどの油性溶剤を希釈剤として使用しています。特徴は独特な臭いです。耐久性・密着性に優れていますが、臭いが強く、人体にも影響する可能性があります。水性塗料は、希釈剤に水を使用しています。油性と比べると、臭いが少なく、環境に優しい特徴を持っています。ただ、耐久性は油性より落ちてしまいます。

 

  • ウレタン塗料のメリット

ウレタン塗料の特徴は艶感です。高級感のある艶を作り出すことができるので、新築のような外観を求めている方におすすめです。また、扱いやすいというメリットもあります。少し前までウレタン塗料は外壁塗料として主流でした。そのため、扱いに慣れた業者が多いのです。

 

  • ウレタン塗料のデメリット

ウレタン塗料は、柔軟性の高い塗料ですが、耐久性が他の塗料と比べると低く、約5~8年程度しかもちません。数年しか住まない場合やすぐに売りに出す場合は、ウレタン塗料がおすすめです。長期的に住む場合はトータルコストが高くなるので、あまりおすすめはしません。

 

ウレタン塗料についてお話しました。用途によって使い分けを行い、お家に合った外壁塗装を行うようにしましょう。