下塗り塗料はいったいどれがいいの?

 

外壁塗装は基本的に3回塗りを行います。その1回目を「下塗り」と言います。下塗り塗料には主に4種類があります。

 

①プライマー

金属系の外壁材に向いています。密着性を高めてくれる塗料で、築年数の少ないお家や凸凹のない金属系の外壁に使用します。

②シーラー

窯業系サイディングに向いています。密着性と下地の吸い込みを抑える効果があり、築年数が10年以上経った外壁にも適しています。

③フィラー

モルタルやALCパネルに向いています。粘度が高いので、ひび割れなどの劣化が見られる場合に適しています。また、劣化の激しいスレート屋根やセメント瓦にも使用できます。ただ、窯業系サイディングには使用してはいけないので注意が必要です。

④サーフ

錆止めなどが含まれている下塗り材です。密着性があり、劣化の激しい外壁を4工程で塗装する時などにシーラー+サーフで塗装することがあります。

 

下塗りは、密着性の向上や下地の吸い込み防止などの他に、下地の色を隠す効果もあります。下塗り材の色は、「白」「ライトグレー」など上塗りの色を邪魔しない色になっています。もちろん「黒」や「ブラウン」など濃い色もありますが、濃い色から淡い色に変える場合はおすすめしません。

 

お家の外壁にはどの下塗り塗料が向いているか気になる方は、いつでもお問い合わせください。